14AM78|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午前(科目未分類)
「施術後、患者の血液のついた鍼を廃棄する時に誤って施術者の指に刺さった。」鍼刺し事故後、感染率が最も高いのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
血液の付着した鍼による経皮曝露で、各ウイルスの感染成立しやすさを比較する問題です。ワクチン未接種・抗体陰性者では、B型肝炎ウイルスの感染リスクが選択肢中で最も高いとされます。
解説
針刺し事故では、血液量、刺入の深さ、器具の種類、感染源のウイルス量、被曝露者の免疫状態などで感染リスクが変わります。B型肝炎ウイルスは血中ウイルス量が多い場合に感染力が強く、HBe抗原陽性などでは特に注意が必要です。
C型肝炎ウイルスやHIVも経皮曝露で感染し得ますが、一般に感染成立率はB型肝炎より低いとされます。事故時は直ちに流水と石けんで洗浄し、報告、感染源と被曝露者の検査、専門医療機関での曝露後対応を行います。
選択肢の確認
- 1.成人T細胞白血病:誤り。成人T細胞白血病はHTLV-1感染に関連しますが、本問の針刺し事故後感染率で最も高いものではありません。
- 2.B型肝炎:正答。免疫をもたない者ではHBVは血液媒介感染力が強く、選択肢中で感染率が最も高いとされます。
- 3.C型肝炎:誤り。HCVも針刺しで感染し得ますが、一般にHBVより感染成立率は低いです。
- 4.HIV感染症:誤り。HIVの経皮曝露による感染リスクは存在しますが、一般にHBVより低いです。
覚えるポイント
- 針刺し後の感染リスクはHBVが選択肢中で最も高い。
- 深い刺創、血液量、感染源のウイルス量でリスクが変わる。
- 直ちに洗浄・報告・検査・専門的評価を行う。
- HBワクチンによる事前免疫が重要。