14PM103第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)

四肢のふるえとめまいとが共にみられる病証はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

四肢のふるえとめまいを、五臓と気血陰陽の不足から弁証する問題です。
肝血が目と筋を養うという生理作用を手掛かりにします。

解説

肝は血を蔵し、目や筋を養うと考えます。肝血が不足すると、頭目が十分に養われずめまいが起こり、筋脈が滋養されないため四肢のふるえ、しびれ、こむら返りなどがみられます。顔色や爪の色が淡い、舌質淡、脈細などを伴うことがあります。

本問では、めまいと四肢のふるえが同時にみられる病証として肝血虚が最も適切です。

選択肢の確認

  • 1.肝血虚:正しい。肝血虚では頭目と筋脈が養われず、めまいと四肢のふるえがともにみられます。
  • 2.脾血虚:誤り。脾は血の生成と統血に関与しますが、「脾血虚」は本問の代表的な病証名ではなく、筋のふるえとめまいを直接結び付けるのは肝血虚です。
  • 3.肺陰虚:誤り。肺陰虚では乾いた咳、少量の粘痰、口や咽の乾燥、盗汗などが中心で、四肢のふるえは典型ではありません。
  • 4.腎陽虚:誤り。腎陽虚では腰膝の冷え・だるさ、畏寒、浮腫、夜間頻尿、五更泄瀉などが中心です。

覚えるポイント

  • 肝は血を蔵し、目と筋を養う。
  • 肝血虚はめまい、目のかすみ、筋のふるえ・けいれん。
  • 舌質淡・脈細など血虚所見を組み合わせる。
  • 現代医学的な振戦の原因と東洋医学的病証は同一視しない。
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