14PM105|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
次の分で示す経絡病証はどれか。「腰が痛み、季肋部が張って苦しく、顔色は青黒い。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
症状と色の情報から、どの経絡の病証かを判断する問題です。
経脈の流注と、五行色体における五色の配当を組み合わせます。
解説
足の厥陰肝経は下肢内側から陰部、下腹部を経て肝・胆に属し、季肋部へ分布します。肝経の病証では腰痛、季肋部の張りや痛みなどがみられます。また肝は五行では木に属し、五色は青であるため、青黒い顔色も肝の病証を考える手掛かりになります。
症状の中心である腰痛、季肋部の張り、青黒い顔色を総合すると、肝経の経絡病証が適切です。
選択肢の確認
- 1.小腸経:誤り。小腸経は上肢尺側から肩甲部、頸部、顔面・耳周囲へ流注し、本症例の季肋部の張りと青色の対応には合いません。
- 2.脾経:誤り。脾経は下肢内側、腹部、胸部を上行し、消化吸収や肌肉の症状と関係しますが、青黒い顔色と季肋部の張りは肝経を示します。
- 3.肝経:正しい。肝経は季肋部に関係し、肝・木の五色は青です。腰痛、季肋部の張り、青黒い顔色が肝経病証に結び付きます。
- 4.三焦経:誤り。三焦経は手の薬指から前腕・上腕後外側、肩、頸、耳周囲へ流注し、本症例の中心所見とは一致しません。
覚えるポイント
- 肝経は季肋部と深く関係する。
- 肝・木の五色は青。
- 経絡病証は流注部位と五行配当を組み合わせて判断する。
- 現代医学的な顔色変化の評価とは区別して学ぶ。