14PM125|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
肩こりの施術で治療対象となる筋と経穴との組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
肩こりの局所施術で、経穴の直下にある筋を正しく対応させる問題です。
後頸部、肩甲棘上、肩甲骨内側縁、上位胸椎外側という位置を区別します。
解説
大杼は足太陽膀胱経の経穴で、第1胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線外方1寸5分に取ります。表層の僧帽筋の深部に菱形筋が位置するため、「菱形筋と大杼」の組合せが正しく、選択肢4が正答です。
風池は後頭下部で僧帽筋と胸鎖乳突筋の間の陥凹部、曲垣は肩甲棘内側端付近の棘上窩、肩外兪は上位胸椎外側で肩甲挙筋などと関係します。上背部では深部の胸膜・肺に配慮し、筋の位置だけから安全な刺入方向や深さを断定してはいけません。
選択肢の確認
- 1.僧帽筋 ─── 風池:誤り。風池は後頭下部の僧帽筋と胸鎖乳突筋の間にあり、肩こりで用いられることはありますが、僧帽筋そのものとの代表的な組合せとしては扱いません。
- 2.肩甲挙筋 ─── 曲垣:誤り。曲垣は肩甲棘内側端付近の棘上窩にあり、主に棘上筋との位置関係を押さえます。肩甲挙筋との組合せではありません。
- 3.棘上筋 ─── 肩外兪:誤り。肩外兪は上位胸椎外側に位置し、肩甲挙筋などと関係します。棘上筋との組合せではありません。
- 4.菱形筋 ─── 大杼:正しい。大杼は上位胸椎外側で、僧帽筋の深部にある菱形筋上に位置します。
覚えるポイント
- 大杼は第1胸椎棘突起下縁の高さ、後正中線外方1寸5分。
- 大杼の深層に菱形筋がある。
- 曲垣は棘上筋、肩外兪は肩甲挙筋との位置関係を押さえる。
- 上背部への施術では胸膜・肺への安全配慮が必要。