14PM127|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
次の文で示す患者への施術対象となる高位障害レベルはどれか。「40歳の男性。腰下肢痛を訴える。長母指伸筋と長指伸筋の筋力低下、下腿外側から足背にかけての知覚鈍麻がみられる。膝蓋腱反射・アキレス腱反射は共に正常。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
腰下肢痛の症例で、筋力低下、知覚障害、腱反射を組み合わせて障害神経根を判定する問題です。
長母指伸筋・長指伸筋、足背知覚、反射が保たれているという三点がL5を示します。
解説
長母指伸筋と長指伸筋の筋力低下は、足趾伸展を担うL5髄節の障害を示唆します。下腿外側から足背にかけての知覚鈍麻もL5皮節に一致します。
膝蓋腱反射は主にL4、アキレス腱反射は主にS1を反映します。本症例では両者が正常であるため、L4やS1よりもL5神経根障害が考えやすく、選択肢3が正答です。筋力・知覚・反射の三要素を一つずつ照合することが重要です。
選択肢の確認
- 1.L3:誤り。L3障害では股関節屈曲や膝関節伸展の筋力低下、大腿前面の知覚障害などが中心となります。
- 2.L4:誤り。L4障害では大腿前面から下腿内側の知覚障害や膝蓋腱反射低下が手掛かりです。
- 3.L5:正しい。足趾伸展筋力の低下、下腿外側から足背の知覚鈍麻、膝蓋腱反射・アキレス腱反射が正常という組合せはL5神経根障害に一致します。
- 4.S1:誤り。S1障害では足関節底屈筋力低下、足外側の知覚障害、アキレス腱反射低下などがみられます。
覚えるポイント
- L5は長母指伸筋・長指伸筋と足趾伸展。
- L5皮節は下腿外側から足背。
- 膝蓋腱反射は主にL4、アキレス腱反射は主にS1。
- L5神経根には代表的な深部腱反射が乏しい。