14PM138|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
「本態性高血圧で降圧薬を服用している78歳の男性。夜間頻尿を主訴として来院。手足のほてり、腰の重だるさがみられ、舌診では舌質紅・無苔、脈診では浮で無力を呈した。随時血圧測定では収縮期血圧148mmHg、拡張期血圧84mmHgであった。」随時血圧の測定で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
随時血圧測定の標準的な体位、上肢位置、聴診点、減圧速度を確認する症例問題です。
高血圧の数値評価ではなく、再現性のある測定手順を問うています。
解説
随時血圧は、安静後に椅子へ座り、背もたれで背を支え、足を床につけた姿勢で測定するのが国家試験上の標準です。上腕は心臓の高さに保ち、適切な大きさのマンシェットを装着します。したがって、標準体位として「仰臥位で測定する」とした選択肢2が誤りです。
聴診法ではマンシェット圧を1秒間に約2mmHgずつ下げ、スワンの第1点、すなわち最初に音を聴取する点を収縮期血圧とします。臥位での測定が必要な臨床状況はありますが、本問は標準的な随時血圧測定法として判断します。
選択肢の確認
- 1.上腕を心臓の高さにして測定する。:正しい。上腕が心臓より低いと高め、高いと低めに測定されるため、心臓の高さに保ちます。
- 2.仰臥位で測定する。:誤り。標準的な随時血圧測定は安静座位で行います。本問では仰臥位を標準とする記述が不適切です。
- 3.スワンの第1点を収縮期血圧とする。:正しい。スワンの第1点は血流音が初めて聴取される点で、収縮期血圧に対応します。
- 4.マンシェットの圧を1秒間に2mmHg程度で下げていく。:正しい。急速に減圧すると値を読み飛ばすため、1秒間に約2mmHgの速度で下げます。
覚えるポイント
- 標準的な随時血圧測定は安静座位。
- 上腕を心臓の高さに保つ。
- 第1点を収縮期血圧とする。
- 減圧速度は1秒間に約2mmHg。
- 体位や測定条件をそろえて再現性を高める。