14PM139|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
「本態性高血圧で降圧薬を服用している78歳の男性。夜間頻尿を主訴として来院。手足のほてり、腰の重だるさがみられ、舌診では舌質紅・無苔、脈診では浮で無力を呈した。随時血圧測定では収縮期血圧148mmHg、拡張期血圧84mmHgであった。」本症例の高血圧の治療を放置した場合、臓器障害がみられにくいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
未治療高血圧によって生じやすい標的臓器障害を見分ける問題です。
長期の高血圧が負担をかける心臓、脳、腎臓、血管を一群として覚えます。
解説
高血圧が長期間持続すると、心臓では左室肥大・心不全・虚血性心疾患、脳では脳出血・脳梗塞、腎臓では腎硬化症や腎機能低下などの標的臓器障害を生じやすくなります。
肝臓は、高血圧による代表的な標的臓器には含まれません。したがって、臓器障害がみられにくいものは選択肢3です。これは高血圧と無関係という意味ではなく、他の三臓器に比べて直接的・典型的な標的臓器障害ではないという比較です。
選択肢の確認
- 1.心臓:誤り。心臓は高血圧の代表的な標的臓器で、左室肥大、心不全、虚血性心疾患などを生じ得ます。
- 2.腎臓:誤り。腎臓は高血圧による細動脈硬化や腎硬化症の影響を受け、腎機能が低下することがあります。
- 3.肝臓:正しい。肝臓は高血圧による代表的な標的臓器障害が生じる臓器ではなく、他の選択肢より障害がみられにくいと判断します。
- 4.脳:誤り。脳は高血圧の重要な標的臓器で、脳出血や脳梗塞の危険が高まります。
覚えるポイント
- 高血圧の代表的標的臓器は心臓・脳・腎臓・血管。
- 心臓では左室肥大や心不全。
- 脳では脳出血・脳梗塞、腎臓では腎硬化症。
- 肝臓は典型的な標的臓器ではない。