14PM145|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
施術により生じた神経インパルスの伝導に主としてAβ線維が関与するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
刺鍼手技の刺激様式から、主に興奮する求心性神経線維を判断する問題です。
皮膚への軽い触圧刺激では、太く有髄で伝導の速いAβ線維が中心になることを押さえます。
解説
管散術は鍼を刺入せず、鍼管の上端を弾入の要領で叩打し、皮膚へ軽い機械刺激を与える手技です。この触圧刺激は低閾値機械受容器を介し、主として太い有髄線維であるAβ線維を興奮させます。したがって選択肢1が正答です。
置鍼術、間歇術、屋漏術はいずれも鍼を刺入して組織を刺激するため、Aδ線維やC線維など侵害受容に関わる線維も関与しやすく、Aβ線維が主となる管散術とは区別します。
選択肢の確認
- 1.管散術:正しい。管散術は鍼管のみで皮膚を叩打する軽い触圧刺激であり、主としてAβ線維が興奮します。
- 2.置鍼術:誤り。置鍼術は鍼を組織内に一定時間留置するため、刺入刺激に伴ってAδ線維やC線維なども関与します。
- 3.間歇術:誤り。間歇術は鍼を目的深度と浅部の間で間欠的に動かす刺入手技で、軽い皮膚触圧刺激だけではありません。
- 4.屋漏術:誤り。屋漏術は目的深度まで段階的に刺入し、各段階で雀啄を行う比較的強い手技で、Aβ線維を主とする刺激ではありません。
覚えるポイント
- 管散術は鍼を刺入せず、鍼管で皮膚を叩打する。
- 軽い触圧刺激は主にAβ線維。
- Aβ線維は太い有髄線維で伝導が速い。
- 刺入・侵害刺激ではAδ線維やC線維も関与する。