14PM146|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
動物実験で鍼鎮痛の効果が得られにくいとき、あらかじめ投与することで効果発現を促す物質はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
鍼鎮痛に関与する内因性オピオイド機構と、薬物による増強・遮断を問う問題です。
鎮痛物質の分解を抑える物質と、オピオイド受容体を遮断する物質を区別します。
解説
D−フェニルアラニンは、エンケファリンなど内因性オピオイドペプチドを分解する酵素の働きを抑え、鍼鎮痛を増強すると考えられています。動物実験で鍼鎮痛が得られにくい個体にあらかじめ投与すると、鎮痛効果の発現を促すことがあるため、選択肢1が正答です。
ナロキソンはオピオイド受容体拮抗薬であり、鍼鎮痛のオピオイド成分を減弱・遮断する方向に働きます。アルギニンとロイシンはアミノ酸ですが、本問で問われる鍼鎮痛増強物質ではありません。
選択肢の確認
- 1.D−フェニルアラミン:正しい。D−フェニルアラニンは内因性オピオイドペプチドの分解を抑え、鍼鎮痛の発現を促すと考えられています。
- 2.ナロキソン:誤り。ナロキソンはオピオイド受容体拮抗薬で、内因性オピオイドを介する鍼鎮痛を遮断・減弱させます。
- 3.アルギニン:誤り。アルギニンはアミノ酸ですが、鍼鎮痛低反応時にあらかじめ投与して効果を促す物質としては扱いません。
- 4.ロイシン:誤り。ロイシンもアミノ酸ですが、本問の鍼鎮痛増強物質ではありません。
覚えるポイント
- 鍼鎮痛には内因性オピオイドが関与する。
- D−フェニルアラニンはオピオイドペプチドの分解を抑える。
- ナロキソンはオピオイド受容体拮抗薬。
- 増強物質と遮断物質を逆にしない。