14PM148|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
施術中の有害事象と処置との組合せで適切でないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
鍼施術中の有害事象に対する初期対応を正しく組み合わせる問題です。
軽微な局所反応と、生命に関わり得る気胸を同じように扱わないことが最重要です。
解説
気胸が疑われる場合に返し鍼を行うことは不適切です。施術を直ちに中止し、呼吸困難、胸痛、咳、顔色、意識状態などを確認して、速やかに医療機関へつなぐ必要があります。症状が強い場合は救急対応が必要です。したがって選択肢4が正答です。
抜鍼困難では無理に引き抜かず、患者をリラックスさせ、原因となる筋緊張や鍼体への組織の巻き付きを緩めます。示指打法は振動を与えて抜鍼を助ける方法の一つです。内出血には圧迫、遺感覚には軽い後揉捏などで対応します。
選択肢の確認
- 1.抜鍼困難 ─── 示指打法:適切。抜鍼困難では無理に牽引せず、示指打法などで鍼体に振動を与え、筋緊張や組織の巻き付きを緩めて対処します。
- 2.内出血 ─── 圧迫:適切。内出血がみられた場合は、清潔な綿花などで局所を十分に圧迫して止血します。
- 3.遺感覚 ─── 後揉捏:適切。抜鍼後に感覚が残る遺感覚には、局所を軽く後揉捏して緩和を図ります。
- 4.気胸 ─── 返し鍼:適切でない。気胸に返し鍼を行ってはいけません。施術を中止し、呼吸状態を確認して速やかに医学的評価へつなげます。
覚えるポイント
- 気胸疑いでは返し鍼をせず、直ちに施術を中止する。
- 胸痛・呼吸困難・咳などを確認し、速やかに医療機関へつなぐ。
- 内出血には圧迫止血。
- 抜鍼困難では無理に引き抜かない。
- 遺感覚には軽い後揉捏を行う。