14PM151|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
透熱灸について誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
透熱灸の使用艾、艾炷の形、皮膚との位置関係、燃焼の終わらせ方を確認する問題です。
最後まで燃焼させる有痕灸と、熱を感じた時点で取り去る知熱灸を区別します。
解説
透熱灸は、精製度が高く夾雑物の少ない良質艾を米粒大前後の円錐形の艾炷にし、皮膚上で直接、最後まで燃焼させる灸法です。そのため局所に強い熱刺激が加わり、灸痕を生じ得ます。
患者が熱さを感じたところで艾炷を取り去るのは知熱灸の方法です。したがって、透熱灸の説明として誤っているのは選択肢4です。透熱灸では熱傷、水疱、瘢痕、感染を生じる可能性があり、皮膚状態や感覚障害の有無を含む安全管理が欠かせません。
選択肢の確認
- 1.夾雑物が少ないモグサを用いる。:正しい。透熱灸には夾雑物が少なく、燃焼温度が比較的穏やかな良質艾を用います。
- 2.円錐形の艾炷を作る。:正しい。艾を米粒大前後の円錐形の艾炷にひねって用います。
- 3.モグサを直接皮膚上で燃焼させる。:正しい。透熱灸は艾炷を皮膚上に直接置いて燃焼させる直接灸です。
- 4.患者が熱さを感じたところで取り去る。:誤り。熱さを感じたところで取り去るのは知熱灸です。透熱灸は原則として艾炷を最後まで燃焼させます。
覚えるポイント
- 透熱灸は良質艾を用いる直接灸。
- 艾炷は米粒大前後の円錐形。
- 最後まで燃焼させるため灸痕を生じ得る。
- 熱さを感じて取り去るのは知熱灸。
- 熱傷・感染・瘢痕の予防を重視する。