14PM153|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
温熱作用と共にモグサの燃焼で生じるタール成分(脂)の作用がみられる灸法はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
モグサ燃焼による温熱作用だけでなく、タール成分の化学的作用も利用する灸法を選ぶ問題です。
皮膚組織を焼灼する有痕灸と、穏やかな無痕灸を区別します。
解説
焦灼灸は、いぼ、うおのめ、たこなどの組織を焼灼・破壊することを目的に、同一部位へ強い直接灸を行う方法です。温熱による蛋白変性に加え、モグサ燃焼時に生じるタール成分、カテコール類などの作用も関与するとされるため、選択肢3が正答です。
焦灼灸は強い有痕灸で、熱傷、瘢痕、感染の危険があります。国家試験上の分類として理解し、一般のセルフケアとして安易に勧める方法ではありません。
選択肢の確認
- 1.墨灸:誤り。モグサ燃焼で生じるタール成分の作用を温熱作用とともに利用する灸法として、国家試験では焦灼灸を選びます。墨灸ではありません。
- 2.ショウガ灸:誤り。ショウガ灸はショウガを皮膚と艾炷の間に置く隔物灸で、主に温熱と介在物の作用を利用します。
- 3.焦灼灸:正しい。焦灼灸は組織を焼灼する強い有痕灸で、温熱作用とモグサ燃焼によるタール成分の作用がみられます。
- 4.知熱灸:誤り。知熱灸は熱を感じた段階で艾炷を取り去る無痕灸で、組織を焦灼してタール成分を作用させる方法ではありません。
覚えるポイント
- タール成分の作用がみられるのは焦灼灸。
- 焦灼灸は組織を焼灼する強い有痕灸。
- ショウガ灸は隔物灸。
- 知熱灸は熱を感じた時点で取り去る無痕灸。
- 焦灼灸には熱傷・瘢痕・感染の危険がある。