14PM155第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)

灸治療の有害事象と応急処置との組合せで適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

灸治療後に起こり得る全身反応・局所有害事象と、その初期対応を判断する問題です。
刺激を追加してよい場面か、休ませるべき場面か、感染評価が必要な場面かを区別します。

解説

灸治療後に全身倦怠感が生じた場合は、刺激過多によるいわゆる灸あたりなどを考え、施術を中止して安静臥床とし、全身状態を観察します。したがって選択肢3が正答です。

発熱時に多壮灸を追加すること、のぼせに対して頸部を保温することは症状を悪化させる可能性があります。灸痕の化膿は局所感染を考える所見であり、逆性石けんを創部の洗浄に用いる処置は適切ではありません。創部を清潔に保ち、発赤・腫脹・疼痛・排膿・発熱などを確認して、必要に応じて医療機関で評価を受けます。

選択肢の確認

  • 1.発熱    ─── 腹部への多壮灸:不適切。発熱がみられる場合に腹部へ多壮灸を追加すると刺激過多となり得ます。施灸を中止し、原因と全身状態を確認します。
  • 2.灸痕化膿  ─── 逆性石けんによる洗浄:不適切。灸痕化膿は局所感染を考える所見です。逆性石けんを創部洗浄に用いるのではなく、創部を清潔に保ち、感染徴候があれば医学的評価につなげます。
  • 3.全身倦怠感 ─── 安静臥床:適切。全身倦怠感が生じた場合は施術を中止し、安静臥床として症状の推移を観察します。
  • 4.のぼせ   ─── 頸部の保温:不適切。のぼせに対して頸部を保温すると熱感を増強する可能性があります。涼しい環境で休ませ、状態を観察します。

覚えるポイント

  • 全身倦怠感には施術中止と安静臥床。
  • 発熱時に刺激を追加しない。
  • のぼせに頸部保温は行わない。
  • 灸痕化膿では感染を疑い、必要に応じて医療機関へつなぐ。
  • 有害事象ではまず全身状態とバイタルサインを確認する。
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