14PM156|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
灸刺激の伝導路に関与しないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
灸の温熱・侵害刺激が末梢から中枢へ伝わる経路を問う問題です。
温痛覚の外側系と、精細な触覚・振動覚・深部感覚の後索系を区別します。
解説
灸刺激による温熱・侵害情報は、自由神経終末で受容され、主にC線維やAδ線維を通って脊髄後角へ入ります。その後、脊髄視床路や脊髄網様体路などの前外側系を上行し、脳幹網様体や視床を経て大脳へ伝えられます。
後索核は、後索を上行する精細な触覚、振動覚、意識できる深部感覚の中継核です。灸の温熱・侵害刺激の主要伝導路には関与しないため、選択肢3が正答です。
選択肢の確認
- 1.視床:関与する。温痛覚情報は前外側系を上行し、視床を経て大脳皮質へ伝えられます。
- 2.脳幹網様体:関与する。脊髄網様体路などを介する入力は脳幹網様体へ達し、覚醒や情動・自律反応にも関係します。
- 3.後索核:関与しない。後索核は主に精細な触覚、振動覚、深部感覚を中継し、灸の温痛覚伝導の主要経路ではありません。
- 4.C線維:関与する。C線維は無髄の細い線維で、温覚や持続性の侵害刺激を伝えます。
覚えるポイント
- 灸の温痛覚は主にC線維・Aδ線維で伝わる。
- 脊髄後角から前外側系を上行する。
- 脳幹網様体と視床が関与する。
- 後索核は精細触覚・振動覚・深部感覚の中継核。