14PM157|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
温覚に関する記述で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
温覚受容器の形態、最適温度、求心性線維、順応性を確認する問題です。
温覚と高温による侵害痛を分け、自由神経終末という構造を押さえます。
解説
温受容器は皮膚に分布する自由神経終末です。皮膚温が中性温度域から上昇すると活動が増えますが、約45℃を超える高温では侵害性熱受容器による熱痛が中心になります。したがって、温受容器の形態について正しい選択肢2が正答です。
温覚は主に無髄のC線維、すなわちIV群線維で伝導されます。また温受容器には順応があり、一定温度が続くと発火頻度は次第に低下します。
選択肢の確認
- 1.温受容器は50℃付近で最も強く反応する。:誤り。50℃付近は組織損傷を起こし得る高温で、温覚よりも侵害性熱刺激として強く受容されます。温受容器の最適域とはいえません。
- 2.温受容器の形態は自由神経終末である。:正しい。温受容器は特殊な被膜をもたない自由神経終末です。
- 3.㈼群線維によって伝導される。:誤り。温覚は主に無髄のC線維、すなわちIV群線維で伝導され、Ⅱ群線維ではありません。
- 4.温受容器は順応しない。:誤り。温受容器は一定温度への刺激が続くと反応が低下する順応を示します。
覚えるポイント
- 温受容器は自由神経終末。
- 温覚は主にC線維・IV群線維で伝わる。
- 約45℃を超える高温では熱痛が問題になる。
- 温受容器には順応がある。
- 温覚と侵害性熱刺激を区別する。