14PM82|第14回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第14回午後(科目未分類)
ショックについて誤っている組合せはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
ショックを、循環血液量の不足、心ポンプ機能の低下、血管緊張の低下、アレルギー反応という原因別に分類する問題です。
「血圧が低下する」という結果ではなく、最初に何が障害されるかを整理します。
解説
心原性ショックは、急性心筋梗塞や重篤な不整脈などによって心臓のポンプ機能が低下し、心拍出量が不足する病態です。循環血液量そのものの減少を主因とするのは、出血や脱水などによる循環血液量減少性ショックです。
敗血症性ショックでは感染に伴う炎症反応と血管拡張が起こり、特にグラム陰性菌ではエンドトキシンが関与します。神経原性ショックでは交感神経性血管緊張が失われ、アナフィラキシーショックでは抗原に対する即時型アレルギー反応によって血管拡張や血管透過性亢進、気道狭窄などが生じます。
選択肢の確認
- 1.心原性ショック ─── 循環血液量の減少:誤り。心原性ショックの中心は心ポンプ機能低下による心拍出量減少です。循環血液量の減少は循環血液量減少性ショックの原因です。
- 2.敗血症性ショック ─── エンドトキシン:正しい組合せです。敗血症性ショックでは感染に伴う炎症反応が起こり、グラム陰性菌感染ではエンドトキシンが重要な誘因になります。
- 3.神経原性ショック ─── 血管壁の緊張低下:正しい組合せです。神経原性ショックでは交感神経の働きが低下し、末梢血管の緊張が失われて血管が拡張します。
- 4.アナフィラキシーショック ─── 抗原抗体反応:正しい組合せです。アナフィラキシーショックは抗原抗体反応を基盤とする即時型アレルギー反応で、急激な血圧低下や呼吸障害を来します。
覚えるポイント
- 心原性ショックはポンプ不全。
- 循環血液量減少性ショックは出血・脱水などによる血液量不足。
- 神経原性ショックは交感神経性血管緊張の低下。
- アナフィラキシーは血圧低下や気道症状を伴う緊急病態。