15AM26|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
胸管について誤っている記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
胸管の起始、横隔膜通過部、静脈への流入部、リンパ回収領域を問う問題です。
横隔膜の三つの主要孔と通過構造を混同しないことが重要です。
解説
胸管は腹部の乳び槽付近から始まり、通常は腰リンパ本幹と腸リンパ本幹から集めたリンパを受けます。横隔膜では大動脈裂孔を通って胸腔へ入り、上行して左静脈角、すなわち左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部へ注ぎます。
胸管は右上半身を除く広い領域のリンパを回収します。右頭頸部、右上肢、右胸部のリンパは主として右リンパ本幹に集まり、右静脈角へ注ぎます。
選択肢の確認
- 1.腰リンパ本幹と腸リンパ本幹の合流により形成される。:正しい。胸管は乳び槽付近で、左右の腰リンパ本幹と腸リンパ本幹からリンパを受けて形成されます。
- 2.横隔膜の大静脈孔を通過する。:誤り。胸管が通過するのは大静脈孔ではなく大動脈裂孔です。大静脈孔を通る主な構造は下大静脈です。
- 3.左の内頸静脈と鎖骨下静脈の合流部に注ぐ。:正しい。胸管は左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部である左静脈角へ注ぎます。
- 4.右上半身を除く全身のリンパを集める。:正しい。胸管は右上半身を除く全身の大部分のリンパを集めます。
覚えるポイント
- 胸管は大動脈裂孔を通る。
- 胸管は左静脈角へ注ぐ。
- 右上半身は主として右リンパ本幹、それ以外は胸管。
- 大静脈孔・食道裂孔・大動脈裂孔の通過構造を整理する。