15AM29|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
感覚の伝導路を構成するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
上行性感覚路と下行性運動路を構成する脳幹の構造を区別する問題です。
内側毛帯がどの感覚を伝えるかまで押さえます。
解説
内側毛帯は、後索を上行した識別性触覚、振動覚、意識に上る深部感覚などを視床へ伝える感覚伝導路の一部です。延髄の薄束核・楔状束核から出た二次ニューロンが交叉し、内側毛帯として上行します。
大脳脚や延髄錐体には皮質脊髄路などの下行性運動線維が多く含まれます。中小脳脚は橋と小脳を結び、小脳への情報伝達に関与しますが、一般体性感覚を大脳皮質へ送る主要上行路として問われる構造ではありません。
選択肢の確認
- 1.大脳脚:誤り。大脳脚には皮質脊髄路・皮質核路などの下行性運動線維が多く含まれます。
- 2.中小脳脚:誤り。中小脳脚は橋核から小脳へ向かう線維を主に含み、橋と小脳を連絡します。
- 3.内側毛帯:正しい。内側毛帯は識別性触覚、振動覚、深部感覚などを視床へ運ぶ上行性感覚路です。
- 4.延髄錐体:誤り。延髄錐体は主として皮質脊髄路の下行性運動線維からなります。
覚えるポイント
- 内側毛帯は後索・内側毛帯系の上行路。
- 後索系は識別性触覚、振動覚、意識的深部感覚を伝える。
- 大脳脚・延髄錐体は皮質脊髄路との関係が重要。