15AM31|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
出血時の血液の変化で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
この問題は公式正答が公表されていないため、採点対象外です。
正答
2、4
この問題のポイント
血液凝固から血餅退縮までに起こる変化を問う複数正答問題です。
フィブリノゲンとフィブリン、血漿と血清の違いを正確に区別します。
解説
出血すると凝固系が作動し、可溶性のフィブリノゲンがトロンビンの作用で不溶性のフィブリンへ変化します。フィブリン網が血球を捕捉して血餅を形成するため、血液は流動性を失います。血球を捕捉する主体をフィブリノゲンとする選択肢2は誤りです。
その後、血小板の収縮作用などにより血餅が退縮し、液体成分が押し出されます。この液体は凝固因子であるフィブリノゲンなどが除かれた血清であり、血漿ではありません。したがって選択肢4も誤りで、正答は2と4の二つです。
選択肢の確認
- 1.流動性消失:正しい変化です。フィブリン網による血餅形成により、血液は流動性を失います。
- 2.フィブリノゲンが血球を補捉:誤り。血球を捕捉するのは、フィブリノゲンから変化した不溶性のフィブリン網です。
- 3.血餅の退縮:正しい変化です。血小板の収縮によりフィブリン網が縮まり、血餅は退縮します。
- 4.血餅からの血漿の滲出:誤り。血餅退縮によって押し出される液体は、凝固因子が除かれた血清です。血漿ではありません。
覚えるポイント
- 正答は2と4の二つ。
- フィブリノゲンはトロンビンによりフィブリンへ変化する。
- 血球を捕捉するのはフィブリン網。
- 血餅退縮で分離する液体は血清であり、血漿ではない。