15AM33|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
正常呼吸と浅くて速い呼吸とを比べ変化しないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
換気量を構成する1回換気量、死腔量、肺胞換気量の関係を問う問題です。
浅く速い呼吸では、1回ごとに死腔が占める割合が大きくなると考えます。
解説
解剖学的死腔量は、鼻腔、気管、気管支などガス交換に直接参加しない気道の容積で、呼吸の深さや速さが変わっても短時間ではほぼ一定です。したがって正常呼吸と浅く速い呼吸を比べても、死腔量そのものは変化しません。
浅く速い呼吸では1回換気量が減ります。肺胞換気量は「1回換気量から死腔量を引いた量」に呼吸数を掛けて求めるため、分時換気量が同じでも肺胞換気量は低下しやすくなります。予備吸気量も呼吸の基準位置や1回換気量の変化に伴って変わり得ます。
選択肢の確認
- 1.死腔量:変化しません。解剖学的死腔は気道の構造的容積で、呼吸様式が変わってもほぼ一定です。
- 2.1回換気量:変化します。浅い呼吸では1回換気量が減少します。
- 3.予備吸気量:変化し得ます。浅い呼吸では通常の吸気終末位が変わり、予備吸気量との配分も変化します。
- 4.分時肺胞換気量:変化します。浅い呼吸では死腔換気の割合が増え、分時肺胞換気量が低下しやすくなります。
覚えるポイント
- 死腔量は気道の構造的容積で、短時間ではほぼ一定。
- 肺胞換気量は「1回換気量-死腔量」×呼吸数。
- 浅く速い呼吸は死腔換気の割合を増やし、効率が悪い。