15AM40|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
骨格筋の収縮について誤っている記述はどれか.
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
骨格筋の興奮収縮連関と滑走説を問う問題です。
筋細胞膜の電位変化、カルシウム、アクチンとミオシン、ATPを順に結び付けます。
解説
骨格筋収縮は、運動終板で生じた筋細胞膜の脱分極と活動電位によって始まります。活動電位が横行小管へ伝わると筋小胞体からカルシウムイオンが放出され、カルシウムがトロポニンに結合してアクチン上の結合部位が露出します。
ミオシン頭部がアクチンと架橋を形成し、ATPの分解エネルギーを用いて滑走運動を行うことで筋節が短縮します。したがって、収縮が過分極により誘発されるという記述が誤りです。
選択肢の確認
- 1.筋細胞の過分極により誘発される。:誤り。骨格筋収縮は筋細胞膜の脱分極と活動電位によって誘発されます。過分極ではありません。
- 2.筋小胞体のカルシウムイオン放出を伴う。:正しい。活動電位に続いて筋小胞体からカルシウムイオンが放出されます。
- 3.アクチンフィラメントがミオシンフィラメント上を移動する。:正しい。滑走説では、アクチンフィラメントがミオシンフィラメントの間へ滑り込み、筋節が短縮します。
- 4.エネルギー源としてATPを用いる。:正しい。ATPはミオシン頭部の運動、アクチンとの解離、カルシウムの筋小胞体への再取り込みなどに必要です。
覚えるポイント
- 骨格筋収縮の開始は脱分極。
- 筋小胞体から放出されたカルシウムがトロポニンに結合する。
- アクチンとミオシンの滑走で筋節が短縮する。
- 収縮と弛緩の両方にATPが必要。