15AM42|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
暑さに対する気候順化について誤っている記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
暑熱環境への反復曝露で起こる生理的適応を問う問題です。
放熱を増やす反応と、水分・塩分を節約する反応を整理します。
解説
暑さに順化すると、発汗開始が早くなり、発汗量も増加して蒸発による放熱能力が高まります。同時にアルドステロンの作用などで汗腺におけるナトリウム再吸収が高まり、汗の塩分濃度は低下します。
皮膚血管は収縮ではなく拡張し、皮膚血流を増やして体表からの放熱を促します。また発汗による水分喪失に対して抗利尿ホルモンなどが働き、腎臓で水分を保持するため尿量は減少する方向になります。
選択肢の確認
- 1.汗腺の働きが高まる。:正しい。暑熱順化では汗腺の反応性が高まり、より早く多く発汗できるようになります。
- 2.汗に含まれる塩分濃度が低下する。:正しい。汗腺でナトリウムが再吸収されやすくなり、同じ発汗量でも塩分喪失が抑えられます。
- 3.皮膚血管が収縮する。:誤り。暑熱時には皮膚血管が拡張して皮膚血流を増やし、熱放散を促進します。
- 4.尿量が減少する。:正しい。水分保持のため抗利尿機構が働き、尿量は減少する方向になります。
覚えるポイント
- 暑熱順化では発汗開始が早まり、発汗量が増える。
- 汗中の塩分濃度は低下する。
- 皮膚血管は拡張して放熱を促す。
- 水分保持のため尿量は減少する。