15AM52|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
尿路結石がみられないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
尿中のカルシウムや尿酸が増える疾患と、尿路結石との関係を問う問題です。
各疾患の代謝異常から、どの結石ができやすいかを考えます。
解説
原発性副甲状腺機能亢進症ではPTHの過剰により高カルシウム血症・高カルシウム尿症となり、カルシウム結石ができやすくなります。ビタミンD過剰症でも腸管からのカルシウム吸収が増えて高カルシウム尿症となり得ます。痛風では高尿酸血症を背景に尿酸結石を生じます。
アジソン病は副腎皮質機能低下症で、低ナトリウム血症、高カリウム血症、低血圧、色素沈着などを来します。尿路結石は代表的所見ではありません。
選択肢の確認
- 1.原発性副甲状腺機能亢進症:みられます。高カルシウム血症・高カルシウム尿症によりカルシウム結石が生じやすくなります。
- 2.ビタミンD過剰症:みられます。ビタミンD過剰ではカルシウム吸収が増え、高カルシウム尿症から結石を生じ得ます。
- 3.痛風:みられます。痛風では尿酸の産生増加や排泄低下を背景に尿酸結石が生じることがあります。
- 4.アジソン病:通常みられません。アジソン病の代表的病態は副腎皮質ホルモン不足であり、尿路結石とは直接結び付きません。
覚えるポイント
- 原発性副甲状腺機能亢進症はカルシウム結石。
- ビタミンD過剰も高カルシウム尿症を起こし得る。
- 痛風は尿酸結石。
- アジソン病は低Na・高K・低血圧・色素沈着が重要。