15AM53|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
アセトン臭がみられるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
昏睡を来す代謝性疾患と、呼気の特徴的な臭いを対応させる問題です。
ケトン体、肝不全、腎不全、乳酸蓄積を区別します。
解説
インスリンが著しく不足すると、脂肪分解が亢進してアセト酢酸、βヒドロキシ酪酸、アセトンなどのケトン体が増加します。糖尿病性ケトアシドーシスでは、揮発性のアセトンにより呼気が甘酸っぱい果実様の臭いとなり、意識障害から昏睡に至ることがあります。
肝性昏睡では甘いカビ臭などと表現される肝性口臭、尿毒症ではアンモニア様・尿臭様の口臭がみられることがあります。乳酸アシドーシスは乳酸蓄積による代謝性アシドーシスで、アセトン臭は特徴ではありません。
選択肢の確認
- 1.糖尿病性昏睡:正しい。特に糖尿病性ケトアシドーシスではケトン体が増え、アセトンによる果実様の呼気臭がみられます。
- 2.肝性昏睡:誤り。肝性昏睡では肝性口臭がみられることがありますが、典型的なアセトン臭ではありません。
- 3.尿毒症:誤り。尿毒症では尿素由来のアンモニア様の口臭などがみられます。
- 4.乳酸アシドーシス:誤り。乳酸アシドーシスは乳酸蓄積によるもので、ケトン体由来のアセトン臭は生じません。
覚えるポイント
- アセトン臭は糖尿病性ケトアシドーシス。
- ケトン体は脂肪分解亢進で増加する。
- 肝性昏睡は肝性口臭、尿毒症はアンモニア様口臭との対応を押さえる。