15AM55|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
喀痰の性状と疾患の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
痰の色・粘稠度・血液混入と、呼吸器疾患を対応させる問題です。
典型的な喀痰所見を、病態と結び付けて覚えます。
解説
錆色痰は、肺胞内へ漏出した赤血球が変性して褐色調となった痰で、肺炎球菌による大葉性肺炎の古典的所見です。したがって「錆色痰と大葉性肺炎」の組合せが正しいです。
膿性痰は好中球や細菌を多く含み、気管支拡張症、細菌性肺炎、肺化膿症などでみられます。気管支喘息では粘稠な白色痰が典型です。肺化膿症では膿性・悪臭性痰がみられ、漿液性痰ではありません。間質性肺炎は乾性咳嗽が多く、血性痰との典型的対応ではありません。
選択肢の確認
- 1.膿性痰 ─── 気管支喘息:誤り。気管支喘息では粘稠な白色痰がみられます。膿性痰は細菌感染を示唆します。
- 2.錆色痰 ─── 大葉性肺炎:正しい。錆色痰は肺炎球菌性大葉性肺炎の古典的な喀痰所見です。
- 3.漿液性痰 ─── 肺化膿症:誤り。肺化膿症では大量の膿性痰や悪臭性痰が典型で、漿液性痰との組合せではありません。
- 4.血性痰 ─── 間質性肺炎:誤り。間質性肺炎では乾性咳嗽が目立ちます。血性痰は肺癌、結核、肺梗塞などで注意する所見です。
覚えるポイント
- 錆色痰は大葉性肺炎、特に肺炎球菌性肺炎。
- 膿性痰は細菌感染を示唆する。
- 気管支喘息は粘稠な白色痰。
- 間質性肺炎は乾性咳嗽が典型。