15AM56|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
歩容と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
特徴的な歩容から、疼痛、血流障害、小脳障害、股関節疾患を見分ける問題です。
パーキンソン病の歩行と失調性歩行を混同しないことが重要です。
解説
パーキンソン病では、前傾姿勢、小刻み歩行、すくみ足、加速歩行、腕振りの減少などがみられます。これは錐体外路障害によるパーキンソン歩行であり、足を広げてふらつく失調性歩行ではありません。
変形性股関節症では荷重時痛を避ける疼痛性跛行、閉塞性動脈硬化症では歩行で下肢痛が生じ休息で軽快する間欠性跛行がみられます。両側性の先天性股関節脱臼などでは中殿筋機能不全により体幹を左右へ揺らすアヒル歩行がみられます。
選択肢の確認
- 1.疼痛性跛行 ─── 変形性股関節症:正しい組合せです。変形性股関節症では患側への荷重を短くして痛みを避ける疼痛性跛行がみられます。
- 2.間欠跛行 ─── 閉塞性動脈硬化症:正しい組合せです。閉塞性動脈硬化症では運動時の筋虚血により間欠性跛行が起こります。
- 3.失調性歩行 ─── パーキンソン病:誤り。パーキンソン病は小刻み歩行、すくみ足、加速歩行などを示します。失調性歩行は小脳障害などでみられます。
- 4.アヒル歩行 ─── 先天性股関節脱臼:正しい組合せです。両側性の先天性股関節脱臼では股関節外転筋機能が低下し、アヒル歩行を呈することがあります。
覚えるポイント
- パーキンソン病は小刻み・すくみ・加速歩行。
- 小脳障害は失調性歩行。
- 閉塞性動脈硬化症は間欠性跛行。
- 両側股関節脱臼はアヒル歩行。