15AM65|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
ウイルソン病でみられないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
ウイルソン病における銅蓄積の標的臓器と症状を問う問題です。
肝障害、錐体外路症状、角膜所見と、局所性の錐体路症状を区別します。
解説
ウイルソン病では銅排泄障害により、肝臓、基底核、角膜などに銅が蓄積します。肝障害は慢性肝炎や肝硬変へ進み、神経症状として振戦、筋強剛、ジストニア、構音障害、性格変化などを呈します。角膜周辺部にはカイザー・フライシャー角膜輪がみられます。
片麻痺は大脳皮質や内包などの片側錐体路病変で典型的に起こる局所神経症状です。ウイルソン病の代表的所見ではありません。
選択肢の確認
- 1.片麻痺:通常みられません。片麻痺は脳血管障害など片側の錐体路障害を示唆する所見で、ウイルソン病の典型症状ではありません。
- 2.カイザーフライシャー角膜輪:みられます。角膜デスメ膜に銅が沈着し、カイザー・フライシャー角膜輪を形成します。
- 3.構音障害:みられます。基底核への銅蓄積による錐体外路障害で、構音障害を生じることがあります。
- 4.肝硬変:みられます。肝臓への銅蓄積により慢性肝障害から肝硬変へ進行することがあります。
覚えるポイント
- ウイルソン病は銅の排泄障害による蓄積症。
- 肝硬変、錐体外路症状、構音障害を来し得る。
- カイザー・フライシャー角膜輪が特徴。
- 片麻痺は典型所見ではない。