15AM66|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
手根管症候群で誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
手根管内で圧迫される神経、原因、誘発試験、電気生理検査を問う問題です。
正中神経障害では神経伝導が遅くなる点が重要です。
解説
手根管症候群は、手根骨と屈筋支帯に囲まれた手根管内で正中神経が圧迫される絞扼性神経障害です。母指から環指橈側のしびれ、夜間痛、母指球筋萎縮や母指対立運動低下などを生じます。
関節リウマチによる滑膜炎や腱鞘炎は手根管内圧を高める原因になります。手関節部で正中神経を叩打するティネル徴候、手関節を強く掌屈して症状を誘発するファーレンテストが陽性となります。圧迫部をまたぐ正中神経の伝導は遅延するため、神経伝導速度が正常という記述は誤りです。
選択肢の確認
- 1.関節リウマチが原因となる。:正しい。関節リウマチによる屈筋腱鞘の滑膜炎・腫脹は、手根管内で正中神経を圧迫する原因になります。
- 2.ティネル徴候が陽性となる。:正しい。手根管部で正中神経を叩くと支配領域へしびれが放散するティネル徴候がみられます。
- 3.ファーレンテストは陽性となる。:正しい。手関節掌屈位を保持して正中神経症状を誘発するファーレンテストが陽性になります。
- 4.神経伝導速度は正常である。:誤り。絞扼部では正中神経の感覚・運動神経伝導が遅延します。神経伝導検査は診断に有用です。
覚えるポイント
- 手根管で圧迫されるのは正中神経。
- 母指〜環指橈側のしびれ、母指球筋萎縮に注意。
- ティネル徴候・ファーレンテストが陽性。
- 神経伝導は遅延する。