15AM68第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)

頸髄損傷について誤っている記述はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

頸髄損傷で生じる呼吸、自律神経、消化管、膀胱機能の障害を問う問題です。
運動麻痺だけでなく、自律神経機能が損なわれる点を押さえます。

解説

上位頸髄損傷では横隔神経核や呼吸筋への下行路が障害され、重い呼吸障害を生じ得ます。頸髄損傷では交感神経系や体温調節機構も障害され、発汗・皮膚血流調節が不十分になります。

急性期には脊髄ショックや自律神経障害により腸管運動が低下し、麻痺性イレウスを合併することがあります。また排尿を調節する脊髄経路が損傷されるため、下位頸髄損傷であっても神経因性膀胱を生じ、排尿が正常に保たれるとは限りません。

選択肢の確認

  • 1.上位頸髄損傷では呼吸障害がある。:正しい。上位頸髄損傷では横隔膜や補助呼吸筋の支配が障害され、呼吸不全を来すことがあります。
  • 2.下位頸髄損傷では排尿は正常である。:誤り。下位頸髄損傷でも排尿調節経路が損傷され、尿閉や反射性膀胱などの神経因性膀胱を生じます。
  • 3.麻痺性イレウスを合併する。:正しい。急性期の脊髄ショックや自律神経障害により腸管運動が低下し、麻痺性イレウスを合併し得ます。
  • 4.体温調節の障害がある。:正しい。交感神経性の血管・発汗調節が障害され、体温を環境に応じて調節しにくくなります。

覚えるポイント

  • 上位頸髄損傷は呼吸障害に直結する。
  • 頸髄損傷では神経因性膀胱を生じる。
  • 急性期には麻痺性イレウスを合併し得る。
  • 体温調節障害や起立性低血圧にも注意する。
15AM6715AM69
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