15AM69|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
重症筋無力症につい正しい記述はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
重症筋無力症の主症状、性差、検査所見、病因を問う問題です。
筋そのものの壊死ではなく、神経筋接合部の伝達障害である点が重要です。
解説
重症筋無力症は、神経筋接合部のアセチルコリン受容体などに対する自己抗体によって神経筋伝達が障害される自己免疫疾患です。反復運動で筋力が低下し、休息で回復する易疲労性と日内変動が特徴です。眼瞼下垂、複視、構音・嚥下障害、四肢筋力低下などを生じます。
若年発症では女性に多く、高齢発症では男性が増えるという年齢差があります。筋線維の壊死を主体とする筋疾患ではないため、血清クレアチンキナーゼは通常正常です。一般的な重症筋無力症は遺伝性疾患ではなく、後天性自己免疫疾患です。
選択肢の確認
- 1.筋の易疲労性を呈する。:正しい。反復運動により筋力が低下し、休息によって改善する筋の易疲労性が特徴です。
- 2.男性に多い。:誤り。若年発症では女性に多く、単純に男性に多い疾患とはいえません。
- 3.血清クレアチンキナーゼが上昇する。:誤り。筋線維壊死を主体としないため、血清クレアチンキナーゼは通常正常です。
- 4.遺伝性疾患である。:誤り。一般的な重症筋無力症は自己抗体による後天性自己免疫疾患です。先天性筋無力症候群とは区別します。
覚えるポイント
- 易疲労性と日内変動が特徴。
- 病変部位は神経筋接合部。
- 血清CKは通常正常。
- 後天性自己免疫疾患で、胸腺異常を伴うことがある。