15AM71|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午前(科目未分類)
急性間質性肺炎について正しい記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
急性間質性肺炎の病態、年齢、原因、予後を問う問題です。
肺胞隔壁のびまん性障害が肺を硬くすることを理解します。
解説
急性間質性肺炎は、明らかな原因が特定できないまま急速に呼吸不全へ進行する重篤な間質性肺炎です。病理学的にはびまん性肺胞傷害を示し、肺胞壁の浮腫、硝子膜形成、器質化などにより肺が硬くなります。そのため肺コンプライアンスは低下し、拘束性換気障害を呈します。
典型的には中年以降に発症し、単純な細菌感染が原因ではありません。急性呼吸促迫症候群に似た経過を取り、予後は不良です。
選択肢の確認
- 1.若年者に多い。:誤り。若年者に特有ではなく、一般に中年以降の成人にみられます。
- 2.肺コンプライアンスが低下する。:正しい。びまん性肺胞傷害と間質の炎症・線維化により肺が硬くなり、肺コンプライアンスが低下します。
- 3.細菌感染が原因である。:誤り。原因不明の特発性疾患であり、通常の細菌性肺炎とは異なります。
- 4.予後は比較的良好である。:誤り。急速に呼吸不全へ進行しやすく、予後は比較的不良です。
覚えるポイント
- 急性間質性肺炎は原因不明のびまん性肺胞傷害。
- 肺コンプライアンスが低下し、拘束性障害を示す。
- 急速な呼吸不全と不良な予後が特徴。