15PM100|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
陽虚の症状で適切でないのはどれか.
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
陽虚にみられる寒証と気の固摂低下の症状を問う問題です。
冷えを示す所見と、排尿の典型的変化を整理します。
解説
陽気には身体を温煦し、気化を推進し、体表を固摂する働きがあります。陽虚になると温煦作用が低下して畏寒や四肢厥冷がみられ、衛表が固まらないため自汗を伴うことがあります。
排尿では、陽虚の基本像として気化・固摂が弱り、清長な尿、尿量増加、夜間頻尿などが典型です。小便不利は水液停滞や腎陽虚で生じることもありますが、本問の基本的な陽虚症状の比較では代表性が低いものとして選びます。
選択肢の確認
- 1.小便不利:誤り。陽虚では一般に清長な尿、頻尿、夜間尿などが代表であり、本問では小便不利は適切でない症状とされています。
- 2.四肢厥冷:正しい。温煦作用の低下によって四肢末端まで温められず、四肢厥冷が生じます。
- 3.自汗:正しい。衛陽の固摂作用が低下すると、活動しなくても汗が出る自汗がみられます。
- 4.畏寒:正しい。陽気の温煦作用が不足するため、寒さを嫌う畏寒がみられます。
覚えるポイント
- 陽虚の中心は寒がり、冷え、機能低下。
- 畏寒・四肢厥冷・自汗を押さえる。
- 排尿は清長・頻尿が典型だが、病機によって水液停滞もあり得る。