15PM101第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)

肺の病証にみられないのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

肺の生理機能と、肺の病証に現れる皮膚・呼吸症状を問う問題です。
梅核気がどの臓の気機失調と結び付くかを区別します。

解説

肺は気を主り、宣発・粛降を行い、皮毛をつかさどります。肺気の宣発が失調すると、衛気や津液が体表へ十分に行き渡らず、無汗や皮膚症状がみられることがあります。肺気が不足すれば、息切れを意味する短気も現れます。

梅核気は、咽に梅の種がつかえているように感じる症状で、主に情志の失調による肝気鬱結と、痰気が咽に結ぶ病機で説明されます。したがって肺の代表的病証ではありません。現代医学的には咽喉頭や食道の器質的疾患を除外する視点も必要で、東洋医学的病証と同一視しません。

選択肢の確認

  • 1.無汗:正しい。肺の宣発が失調し、衛気や津液が体表へ届きにくくなると無汗を生じることがあります。
  • 2.湿疹:正しい。肺は皮毛を主るため、肺の機能失調は湿疹などの皮膚症状と関連付けられます。
  • 3.梅核気:誤り。梅核気は主として肝気鬱結と痰気交阻によって咽に異物感が生じる病証です。
  • 4.短気:正しい。肺気が不足すると呼吸を十分に主れず、短気や息切れがみられます。

覚えるポイント

  • 肺は気・呼吸・宣発粛降・皮毛を主る。
  • 肺病では咳、喘、短気、無汗、皮膚症状などを考える。
  • 梅核気は肝気鬱結と痰気交阻が基本。
15PM10015PM102
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)