15PM102第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)

次の文で示す臓腑の病証はどれか。「食後の腹脹、下痢、腹鳴がある。」

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

食後の腹脹、下痢、腹鳴という消化管症状から、障害された腑を判断する問題です。
各腑の主な病証を、症状の部位と機能から結び付けます。

解説

小腸は胃から送られた飲食物を受け入れ、消化を進め、清濁を分別する腑です。小腸の受盛・化物や分清別濁が失調すると、腹脹、腹痛、腹鳴、下痢などがみられます。本症例は食後に腹部症状が現れ、下痢と腹鳴を伴うため、小腸の病証が最も適切です。

胆の病証では口苦、脇痛、決断力の低下など、膀胱では排尿異常、三焦では水液代謝や気化の広い異常が中心となります。実際の診療では、感染性腸炎、炎症性腸疾患など現代医学的な原因も別に評価します。

選択肢の確認

  • 1.胆:誤り。胆の病証では口苦、脇痛、黄疸、驚きやすさなどが中心で、本症例の消化管症状とは合いません。
  • 2.膀胱:誤り。膀胱の病証では小便不利、頻尿、尿閉など排尿に関する症状が中心です。
  • 3.小腸:正しい。小腸の受盛・化物と清濁分別が失調すると、食後の腹脹、腹鳴、下痢を生じます。
  • 4.三焦:誤り。三焦は気化と水液運行に広く関与しますが、本症例の直接的な腑の病証としては小腸が適切です。

覚えるポイント

  • 小腸は受盛・化物・清濁分別を主る。
  • 小腸病では腹痛、腹鳴、下痢などがみられる。
  • 膀胱は排尿、胆は口苦・脇痛、三焦は水液運行を中心に考える。
15PM10115PM103
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)