15PM119|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
腎気虚による小児夜尿症に対する治療目的として適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腎気虚による夜尿を、腎の固摂機能から説明する問題です。
疏泄・運化・宣発との役割分担を混同しないようにします。
解説
東洋医学では腎は精を蔵し、二陰に開竅し、膀胱の開闔や尿の保持を支えると考えます。腎気が不足すると、尿を一定時間とどめる固摂作用が低下し、小児夜尿、頻尿、尿失禁などがみられます。治療目的は腎気を補い、固摂作用を高めることです。
疏泄は肝、運化は脾、宣発は肺の代表的機能です。夜尿には泌尿器疾患、睡眠・発達要因なども関わるため、東洋医学的弁証は現代医学的評価と区別して用います。
選択肢の確認
- 1.固摂作用を高める。:正しい。腎気虚では膀胱を固摂できず夜尿が生じるため、固摂作用を高めることが目的です。
- 2.疏泄作用を高める。:誤り。疏泄は主に肝の機能で、情志や気機、月経などの調節に関与します。
- 3.運化作用を高める。:誤り。運化は脾の機能で、飲食物と水液の運搬・変化に関与します。
- 4.宣発(宣散)作用を高める。:誤り。宣発は肺の機能で、気や津液を体表へ散布する働きです。
覚えるポイント
- 腎気虚の夜尿は固摂低下で説明する。
- 肝は疏泄、脾は運化、肺は宣発。
- 東洋医学的病証と泌尿器疾患の診断を同一視しない。