15PM125|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
次の文で示す患者に対する治療で八総穴を用いる場合、正しいのはどれか。「53歳の男性。急性の腰痛で前かがみになると増悪する。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
急性腰痛に対して八総穴を用いる場合の組合せを問う問題です。
八総穴が通じる奇経と、その奇経が支配する身体部位を対応させます。
解説
後谿は督脈に通じ、申脈は陽蹻脈に通じます。督脈は脊柱正中を走り、陽蹻脈は身体後外側の運動と関係するため、後谿・申脈の組合せは腰背部痛に用いる八総穴配穴です。
急性腰痛では、まず発症機転、神経症状、発熱、外傷、膀胱直腸障害などを確認します。進行する筋力低下、会陰部感覚障害、排尿障害などがあれば馬尾症候群を疑い、施術より医療機関での緊急評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.外関・臨泣:誤り。外関は陽維脈、足臨泣は帯脈に通じ、身体側面や耳・側頭部などの病証との関係が中心です。
- 2.後谿・申脈:正しい。後谿は督脈、申脈は陽蹻脈に通じ、脊柱・腰背部の痛みに用いる組合せです。
- 3.内関・公孫:誤り。内関は陰維脈、公孫は衝脈に通じ、胸・心・胃部などの病証に用いられます。
- 4.列缺・照海:誤り。列缺は任脈、照海は陰蹻脈に通じ、肺・咽喉・胸腹部などの病証に用いられます。
覚えるポイント
- 後谿は督脈、申脈は陽蹻脈。
- 腰背部には後谿・申脈の八総穴配穴。
- 急性腰痛では神経脱落所見と膀胱直腸障害を確認する。