15PM127|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
肩関節の外転筋に対する鍼通電療法で刺鍼部位として適切な経穴はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
肩関節外転に働く筋と、その筋上にある経穴を選ぶ問題です。
外転開始に働く棘上筋と、外転を続ける三角筋の位置を意識します。
解説
肩関節外転では、棘上筋が運動開始に働き、三角筋が主に外転を継続します。秉風は肩甲棘上窩の棘上筋部に、巨骨は鎖骨肩峰端と肩甲棘の間で棘上筋腱・三角筋近傍に位置するため、外転筋を対象とする鍼通電の刺鍼部位として適切です。
肩外兪・肩中兪は肩甲骨上内側の僧帽筋・肩甲挙筋領域、臑会・消濼は上腕後面の三角筋後部・上腕三頭筋領域、肩貞・天宗は肩後面の大円筋・棘下筋領域と関係します。鍼通電では筋・神経の走行を確認し、心臓をまたぐ通電、植込み型医療機器、知覚障害部位などに注意します。
選択肢の確認
- 1.秉風・巨骨:正しい。秉風は棘上筋部、巨骨は棘上筋腱・三角筋近傍にあり、肩外転筋への刺激に適します。
- 2.肩外兪・肩中兪:誤り。肩外兪・肩中兪は主に肩甲骨上内側の僧帽筋や肩甲挙筋領域で、外転筋の組合せではありません。
- 3.臑会・消濼:誤り。臑会・消濼は上腕後面の三角筋後部や上腕三頭筋領域にあり、外転筋を的確に組み合わせたものではありません。
- 4.肩貞・天宗:誤り。肩貞・天宗は肩後面の大円筋・棘下筋領域で、主に内外旋や伸展に関係します。
覚えるポイント
- 外転開始は棘上筋、主動作は三角筋。
- 秉風は棘上筋部、巨骨は肩峰周囲の外転筋近傍。
- 鍼通電では解剖・知覚・植込み機器などの安全確認が必要。