15PM130|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
ばね指で罹患局所の圧痛に対して施術する場合、適切な部位はどれか.
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ばね指の障害部位である腱鞘・滑車の位置を問う問題です。
圧痛や引っかかりが生じるA1滑車と中手指節関節の関係を確認します。
解説
ばね指は、指屈筋腱と腱鞘の狭窄により、指の屈伸時に引っかかりや弾発現象が生じる病態です。多くは中手骨頭部にあるA1滑車で狭窄が起こるため、圧痛は中手指節関節掌側部に認められます。
手根中手関節、近位指節間関節、遠位指節間関節はA1滑車の典型的部位ではありません。局所施術を考える場合も、屈筋腱・腱鞘、指神経・血管を損傷しないようにし、発赤・熱感・著明な腫脹があれば感染性腱鞘炎などを除外する必要があります。
選択肢の確認
- 1.手根中手関節掌側部:誤り。手根中手関節掌側部はA1滑車の典型的位置ではありません。
- 2.中手指節関節掌側部:正しい。A1滑車は中手骨頭部、すなわち中手指節関節掌側部にあり、ばね指の圧痛点になります。
- 3.近位指節間関節掌側部:誤り。近位指節間関節掌側部には別の滑車構造がありますが、ばね指の典型的狭窄部位はA1滑車です。
- 4.遠位指節間関節掌側部:誤り。遠位指節間関節掌側部はA1滑車から遠く、典型的圧痛部位ではありません。
覚えるポイント
- ばね指は屈筋腱と腱鞘の狭窄性障害。
- 典型的病変はA1滑車。
- 圧痛は中手指節関節掌側部。
- 腱鞘・指神経・血管への損傷と感染に注意する。