15PM131|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
理学検査所見と罹患局所への治療穴との組合せで適切でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
上肢の代表的な理学検査が、どの組織の障害を示すかを局所治療穴と対応させる問題です。
検査陽性部位と経穴の局所解剖が一致するかを確認します。
解説
ペインフルアークサインは、肩関節外転の一定範囲で疼痛が出る所見で、主に肩峰下インピンジメントや棘上筋腱・肩峰下滑液包の障害を示します。膏肓は肩甲棘内端より下方の背部にあり、肩峰下や棘上筋腱の罹患局所とは一致しません。
モーリーテストは鎖骨上窩の腕神経叢部を圧迫する検査で缺盆と、チェアテストは上腕骨外側上顆炎で前腕伸筋群部の手三里と、フィンケルステインテストはドケルバン病で橈側前腕の偏歴と対応します。理学検査は一つの所見だけで確定診断せず、問診・筋力・感覚・画像所見などと総合します。
選択肢の確認
- 1.モーリーテスト陽性 ─── 缺盆:正しい。モーリーテストは鎖骨上窩の腕神経叢部に圧痛・放散痛を誘発し、同部の缺盆と対応します。
- 2.ペインフルアークサイン陽性 ─── 膏肓:誤り。ペインフルアークサインは肩峰下・棘上筋腱部の障害を示しますが、膏肓は肩甲骨内側の背部で罹患局所と一致しません。
- 3.チェアテスト陽性 ─── 手三里:正しい。チェアテストは上腕骨外側上顆炎で陽性となり、前腕伸筋群に位置する手三里が局所穴となります。
- 4.フィンケルステインテスト陽性 ─── 偏歴:正しい。フィンケルステインテストは長母指外転筋・短母指伸筋腱鞘のドケルバン病を示し、橈側前腕の偏歴と対応します。
覚えるポイント
- ペインフルアークは肩峰下インピンジメントを示す。
- モーリーは胸郭出口・腕神経叢、チェアは外側上顆炎。
- フィンケルステインはドケルバン病。
- 理学検査と局所解剖を結び付ける。