15PM134|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
「45歳の男性。上肢の痛みとしびれを訴える。上腕外側の知覚鈍麻、三角筋の筋力低下、上腕二頭筋反射減弱。」施術対象となる障害高位はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
知覚領域、筋力低下、腱反射を組み合わせて頸髄神経根の障害高位を判定する問題です。
一つの所見だけでなく、三つの所見が同じ神経根を指すかを確認します。
解説
上腕外側の知覚はC5デルマトームに相当し、三角筋は腋窩神経を介して主にC5に支配されます。上腕二頭筋反射はC5・C6に関係しますが、臨床的にはC5を中心に評価します。これらがそろうため、障害高位はC5が最も適切です。
C6では前腕橈側から母指の感覚や手関節背屈、C7では中指周辺の感覚や肘伸展・上腕三頭筋反射、C8では前腕尺側から小指側の感覚や手指屈曲・巧緻運動が問題になります。進行する筋力低下や脊髄症状があれば、施術対象と決めつけず画像検査を含む医療評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.C5:正しい。上腕外側知覚、三角筋、上腕二頭筋反射の組合せはC5神経根障害を示します。
- 2.C6:誤り。C6では前腕橈側・母指の知覚、手関節背屈などの障害がより典型です。
- 3.C7:誤り。C7では中指の知覚、上腕三頭筋や手関節掌屈、上腕三頭筋反射の障害が中心です。
- 4.C8:誤り。C8では前腕尺側・小指側の知覚や手指屈曲・手内筋機能の障害が中心です。
覚えるポイント
- C5は上腕外側、三角筋、上腕二頭筋反射。
- C6は母指側、C7は中指・上腕三頭筋、C8は小指側。
- 感覚・筋力・反射を三点セットで判定する。