15PM136|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
「35歳の男性。突然、左眼を閉じることができなくなり、口から唾液が漏れた。症状発現の数日前に耳介部に水疱ができ、耳の痛みを感じた。」施術対象となる神経はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
症例の表情筋麻痺から、障害されている脳神経を同定する問題です。
眼球運動を支配する第3・4・6脳神経と、顔面表情筋を支配する第7脳神経を区別します。
解説
閉眼できない、口角を保てず唾液が漏れるという所見は、眼輪筋や口輪筋など表情筋の麻痺を示します。これらの表情筋を運動支配するのは第7脳神経である顔面神経です。耳介の水疱と耳痛を先行しているため、顔面神経膝神経節付近の帯状疱疹性障害が考えられます。
第3脳神経は多くの外眼筋と瞳孔、第4脳神経は上斜筋、第6脳神経は外直筋を支配します。顔面神経には味覚、涙腺・唾液腺分泌に関する線維も含まれるため、運動麻痺以外の症状にも注意します。
選択肢の確認
- 1.第3脳神経:誤り。第3脳神経である動眼神経は多くの外眼筋、上眼瞼挙筋、瞳孔反応に関与します。
- 2.第4脳神経:誤り。第4脳神経である滑車神経は上斜筋を支配します。
- 3.第6脳神経:誤り。第6脳神経である外転神経は外直筋を支配します。
- 4.第7脳神経:正しい。第7脳神経である顔面神経は眼輪筋・口輪筋などの表情筋を支配します。
覚えるポイント
- 第7脳神経は顔面神経。
- 閉眼不能・口角下垂は表情筋麻痺。
- 第3・4・6脳神経は眼球運動を担当する。