15PM139|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
「67歳の男性。数年にわたる湿性咳嗽と息切れで病院での治療を継続中である。」原因疾患として可能性の低いのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
慢性の湿性咳嗽と息切れを起こす疾患を、痰の有無から比較する問題です。
湿性咳嗽が典型か、乾性咳嗽が典型かを見分けます。
解説
数年にわたる湿性咳嗽は、慢性的に喀痰を伴う気道疾患を示唆します。気管支拡張症では多量の膿性痰、慢性気管支炎では持続する咳と痰が典型です。気管支喘息でも発作時に咳・喘鳴・息切れがあり、粘稠な痰を伴うことがあります。
間質性肺炎は肺胞隔壁・間質の炎症や線維化を主体とし、典型的には乾性咳嗽、労作時呼吸困難、捻髪音を示します。したがって、長年の湿性咳嗽の原因としては可能性が最も低いと判断します。
選択肢の確認
- 1.気管支拡張症:誤り。気管支拡張症では気管支内に分泌物が貯留し、慢性の湿性咳嗽や膿性痰がみられるため、原因となる可能性があります。
- 2.慢性気管支炎:誤り。慢性気管支炎では長期間にわたる咳と喀痰が代表的で、原因となる可能性があります。
- 3.気管支喘息:誤り。気管支喘息は喘鳴・呼吸困難が中心ですが、咳や粘稠な痰を伴うことがあり、原因となる可能性があります。
- 4.間質性肺炎:正しい。間質性肺炎では乾性咳嗽と労作時呼吸困難が典型で、慢性湿性咳嗽の原因としては可能性が低いです。
覚えるポイント
- 気管支拡張症は多量の痰、慢性気管支炎は慢性の咳・痰。
- 喘息でも咳や粘稠痰を伴い得る。
- 間質性肺炎は乾性咳嗽・労作時呼吸困難が典型。