15PM142|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
随鍼術で鍼を抜き上げる時に適切でない状態はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
随鍼術で抜鍼する呼吸相を、呼吸筋の収縮状態から判断する問題です。
吸気筋と呼気筋を区別することがポイントです。
解説
随鍼術は、患者の呼吸に合わせて鍼を進退させる手技です。本問では鍼を抜き上げるときの吸気相に収縮する筋を考えます。吸気では横隔膜、外肋間筋、肋骨挙筋が収縮して胸郭を拡大します。
内肋間筋は、国家試験の基本的な整理では主に努力性呼気で肋骨を引き下げる筋です。その収縮時は吸気相に一致しないため、抜き上げるときの状態として適切ではありません。実際の施術では患者に無理な呼吸を強いず、胸郭周囲への刺鍼では呼吸運動による鍼の深部移動や気胸に注意します。
選択肢の確認
- 1.横隔膜収縮:正しい。横隔膜は主要な吸気筋で、吸気時に収縮して下降します。
- 2.外肋間筋収縮:正しい。外肋間筋は吸気時に肋骨を挙上し、胸郭を拡大します。
- 3.内肋間筋収縮:誤り。内肋間筋は主に努力性呼気で働くため、抜き上げる吸気相の筋収縮として適切ではありません。
- 4.肋骨挙筋収縮:正しい。肋骨挙筋は吸気補助筋として肋骨を挙上します。
覚えるポイント
- 吸気筋は横隔膜・外肋間筋・肋骨挙筋。
- 内肋間筋は主に努力性呼気に働く。
- 随鍼術は呼吸相と鍼の進退を対応させる。
- 胸郭周囲では気胸予防を最優先する。