15PM144|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
皮内鍼の絆創膏固定をはがした後にかゆみが出現した。かゆみを起こす物質はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
皮膚のかゆみに関与する化学伝達物質を問う問題です。
絆創膏による局所刺激と、マスト細胞から放出される物質を結び付けます。
解説
皮内鍼を固定していた絆創膏をはがした後のかゆみは、粘着剤や物理的刺激による皮膚反応が考えられます。皮膚のマスト細胞などからヒスタミンが放出されると、知覚神経終末が刺激され、かゆみが生じます。また、血管拡張と血管透過性亢進によって発赤や膨疹を伴うことがあります。
かゆみや発赤が出た場合は留置を中止し、皮膚を観察します。水疱、滲出液、疼痛、熱感が続く場合は接触皮膚炎や感染を考え、必要に応じて医療機関で評価します。
選択肢の確認
- 1.アセチルコリン:誤り。アセチルコリンは自律神経や神経筋接合部の伝達に関与しますが、本問の代表的なそう痒物質ではありません。
- 2.ヒスタミン:正しい。ヒスタミンはマスト細胞などから放出され、知覚神経終末を刺激してかゆみを起こします。
- 3.ノルアドレナリン:誤り。ノルアドレナリンは主に交感神経伝達物質で、絆創膏後のかゆみを起こす代表物質ではありません。
- 4.プロトロンビン:誤り。プロトロンビンは血液凝固に関わる前駆体で、かゆみの主要な化学伝達物質ではありません。
覚えるポイント
- かゆみの代表的物質はヒスタミン。
- ヒスタミンは発赤・膨疹・血管透過性亢進にも関与する。
- 貼付後の皮膚反応では鍼を除去し、感染所見を確認する。