15PM145|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
抜鍼困難時に応用する手技はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
抜鍼困難が生じたときに応用する手技を問う問題です。
無理に引き抜かず、筋緊張や鍼体の拘束を緩める方法を選びます。
解説
抜鍼困難は、患者の筋緊張、鍼体への組織の巻き付き、過度の回旋などで起こります。示指打法は、刺入した鍼に再び鍼管をかぶせ、鍼管上端を示指で軽く叩打して振動を与え、局所の緊張を緩めて抜鍼を助ける方法として用いられます。
抜けにくいときは患者を安心させ、体位と筋緊張を整え、挿入方向に沿ってゆっくり戻します。強く牽引すると鍼の屈曲・折鍼や組織損傷を招くため禁物です。折鍼や深部残留が疑われる場合は、むやみに探索せず医療機関での処置につなげます。
選択肢の確認
- 1.鍼尖転移法:誤り。鍼尖転移法は刺入した鍼の先端方向を変えて別部位を刺激する手技で、抜鍼困難への基本的応用ではありません。
- 2.屋漏術:誤り。屋漏術は鍼を段階的に進め、各深さで操作する手技です。
- 3.示指打法:正しい。刺入した鍼に鍼管をかぶせ、鍼管上端を軽く叩打して振動を与え、抜鍼困難に応用します。
- 4.乱鍼術:誤り。乱鍼術は複数の操作を組み合わせる刺激法で、抜鍼困難の標準的対処ではありません。
覚えるポイント
- 抜鍼困難で無理に引っ張らない。
- 示指打法は抜鍼困難に応用する。
- 患者をリラックスさせ、挿入方向に沿ってゆっくり抜く。
- 折鍼が疑われる場合は専門的な医療処置につなげる。