15PM147|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
乳様突起下端の後下方にあるトリガーポイントを刺激すると頭頂部に関連通がみられた。罹患筋はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
トリガーポイントの位置と関連痛パターンから罹患筋を同定する問題です。
乳様突起付近への付着と頭頂部への関連痛を手掛かりにします。
解説
頭板状筋は、項靱帯下部や下位頸椎・上位胸椎棘突起から起こり、乳様突起および上項線外側部へ停止します。乳様突起下端の後下方にトリガーポイントが形成されると、頭頂部へ関連痛を生じることがあります。したがって罹患筋は頭板状筋です。
咬筋は下顎部、菱形筋は肩甲骨内側、棘下筋は肩甲骨後面に位置し、提示された圧痛点と一致しません。後頸部への深い刺鍼では、後頭部の神経・血管や深部構造を損傷しないよう、筋の走行と安全な深度を確認します。
選択肢の確認
- 1.咬筋:誤り。咬筋は頬部から下顎枝外側にあり、乳様突起後下方の圧痛点とは一致しません。
- 2.菱形筋:誤り。菱形筋は胸椎棘突起と肩甲骨内側縁の間に位置し、頭頂部への典型的関連痛を示しません。
- 3.棘下筋:誤り。棘下筋は肩甲骨棘下窩にあり、主な関連痛は肩前面・上腕などにみられます。
- 4.頭板状筋:正しい。頭板状筋は乳様突起に停止し、そのトリガーポイントは頭頂部へ関連痛を起こし得ます。
覚えるポイント
- 頭板状筋は乳様突起と上項線外側部に停止する。
- 乳様突起後下方の圧痛点+頭頂部関連痛は頭板状筋。
- 後頸部の深刺では神経・血管を避ける。