15PM148第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)

鍼刺激局所の血流増加が筋肉痛を改善するのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

鍼刺激部位の局所血流増加を説明する神経機序を問う問題です。
局所反応と、中枢性の鎮痛機構を区別します。

解説

鍼刺激で皮膚・筋の感覚神経終末が興奮すると、その興奮が同じ感覚神経の分枝を逆行性にも伝わる軸索反射が起こります。末梢終末からカルシトニン遺伝子関連ペプチドやサブスタンスPなどが放出され、局所血管が拡張して血流が増加します。これにより、筋内代謝物の除去や組織環境の改善が筋肉痛軽減に関与すると考えられます。

下行性抑制系や広範囲侵害抑制調節は主に中枢で痛覚伝達を抑える機構です。Ib抑制は腱器官からの入力による運動ニューロン調節で、局所血流増加の説明ではありません。

選択肢の確認

  • 1.軸索反射:正しい。軸索反射により感覚神経末端から血管作動性物質が放出され、刺激局所の血管拡張・血流増加が起こります。
  • 2.下行性抑制系:誤り。下行性抑制系は脳幹から脊髄後角へ働いて痛覚伝達を抑える中枢性機構です。
  • 3.広範囲侵害抑制受容器:誤り。広範囲侵害抑制調節は別部位の侵害刺激によって広い範囲の痛覚が抑えられる中枢性機構です。
  • 4.Ib抑制:誤り。Ib抑制はゴルジ腱器官由来の入力による筋活動調節で、局所血流増加の主機序ではありません。

覚えるポイント

  • 局所血流増加は軸索反射で説明する。
  • 感覚神経末端からCGRPやサブスタンスPが放出される。
  • 下行性抑制系は中枢性鎮痛、Ib抑制は筋活動調節。
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