15PM155|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
透熱灸でマスト細胞から放出される物質による現象はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
透熱灸による局所炎症で、マスト細胞から放出される物質の作用を問う問題です。
ヒスタミンの血管作用を確認します。
解説
透熱灸の熱刺激と微小組織損傷により、局所のマスト細胞からヒスタミンなどが放出されます。ヒスタミンは細動脈を拡張し、毛細血管・細静脈の透過性を高めるため、発赤、膨疹、局所浮腫などの炎症反応を起こします。
この反応は侵害受容器を抑制するのではなく、むしろ知覚神経終末の刺激や感作に関与します。施灸では反応を過度に起こさないよう熱量を調節し、水疱・強い疼痛・化膿を防ぎます。
選択肢の確認
- 1.血管収縮:誤り。ヒスタミンは一般に局所血管を拡張し、血管収縮を起こす代表物質ではありません。
- 2.血管透過性の亢進:正しい。ヒスタミンは血管内皮間隙を広げ、血管透過性を亢進させます。
- 3.ポリモーダル受容器の抑制:誤り。ヒスタミンはポリモーダル受容器などの知覚神経を抑制するのではなく、刺激・感作に関与します。
- 4.心拍数減少:誤り。心拍数減少はマスト細胞由来ヒスタミンの局所作用を直接示す現象ではありません。
覚えるポイント
- マスト細胞からヒスタミンが放出される。
- ヒスタミンは血管拡張と血管透過性亢進を起こす。
- 局所では発赤・膨疹・浮腫がみられる。