15PM157|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
灸刺激情報の伝達に関与しないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
灸の熱・侵害刺激が中枢へ伝わる経路を問う問題です。
痛温覚の上行路と、小脳運動調節に関わる核を区別します。
解説
灸の熱刺激や侵害刺激は、皮膚の自由神経終末で受容され、主にC線維やAδ線維で脊髄後角へ伝えられます。二次ニューロンは前外側系を上行し、視床へ向かう脊髄視床路や、脳幹網様体へ向かう脊髄網様体路などを介して、痛みの識別や情動・覚醒反応に関与します。
延髄オリーブ核は主として小脳へ登上線維を送り、運動学習や運動調節に関与します。灸刺激情報の主要な痛温覚伝導路には含まれません。
選択肢の確認
- 1.C線維:誤り。C線維は無髄で、遅い灼熱痛や温熱・化学刺激の伝達に関与します。
- 2.脊髄後角:誤り。一次求心性線維は脊髄後角へ入り、二次ニューロンへ情報を伝えます。
- 3.延髄オリーブ核:正しい。延髄オリーブ核は小脳の運動学習・運動調節に関わり、灸刺激情報の主要伝導路には関与しません。
- 4.脳幹網様体:誤り。脳幹網様体は侵害刺激に伴う覚醒や情動・自律反応に関与します。
覚えるポイント
- 熱・痛覚は自由神経終末からAδ・C線維で伝わる。
- 脊髄後角から前外側系を上行する。
- 脳幹網様体は痛みに伴う覚醒・自律反応に関与。
- 延髄オリーブ核は主に小脳運動系。