15PM81|第15回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第15回午後(科目未分類)
出血性ショックでみられないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
出血性ショックに伴う循環動態と、末梢循環の変化を見分ける問題です。
失血による循環血液量の減少に対し、交感神経がどのように反応するかを考えます。
解説
出血性ショックでは、失血によって静脈還流量と心拍出量が低下し、血圧が下がります。生体は重要臓器への血流を保つために交感神経活動を高め、頻脈、末梢血管収縮、発汗などを起こします。
末梢血管が収縮すると皮膚血流は減少するため、皮膚は冷たく蒼白になりやすく、皮膚温は上昇しません。脈拍は速く弱くなり、組織の酸素不足を補うため呼吸も速くなります。大量出血が疑われる場合は緊急性が高く、出血源の確認、止血、酸素投与、輸液・輸血などの医療対応が必要です。
選択肢の確認
- 1.脈拍微弱:正しい。出血性ショックでは循環血液量と一回拍出量が低下し、末梢で触れる脈は速く弱くなります。
- 2.皮膚温上昇:誤り。交感神経性の末梢血管収縮によって皮膚血流が減るため、皮膚は冷たくなりやすく、皮膚温上昇は典型的ではありません。
- 3.血圧低下:正しい。失血により静脈還流量と心拍出量が減少するため、進行すると血圧が低下します。
- 4.呼吸促迫:正しい。組織低灌流と代謝性アシドーシスを補うため、呼吸は速くなりやすいです。
覚えるポイント
- 出血性ショックは循環血液量減少性ショックである。
- 典型所見は頻脈、微弱な脈、血圧低下、冷たい皮膚、呼吸促迫。
- 温かい皮膚は出血性ショックの典型ではない。